Fintechや投資に興味があると、気になるBitcoin
そもそも、この分野ってどうなっているのか、興味がわいたのでいろいろ調査してみた。
まずは、GIGAZINEの記事
詳しく知りたいので、本も読んでみた。
- 作者: アーヴィンド・ナラヤナン,ジョセフ・ボノー,エドワード・W・フェルテン,アンドリュー・ミラー,スティーヴン・ゴールドフェダー,長尾高弘
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 2016/12/07
- メディア: 単行本
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単純に思った疑問点と自分なりの回答は・・・
1.仮想通貨ってそもそも何?
分散システムであるピアツーピア(P2P)を用いて、取引の履歴を分散して保管するシステムであり、ネットワーク上に分散されておりサーバーを持たない。つまり管理者がいないブロックチェーンと暗号化技術の組み合わせシステムの事。
2.どん種類がある?
有名どこのBitcoin、代替としてAltcoinが多数存在。
3.何がすごい?
匿名性、セキュリティ、スケーラビリティなど。通貨の代替となりうる信頼性が技術的に担保されているところ。参加者がシステムを維持するインセンティブの設計が秀逸。
4.ブロックチェーンとは?
通貨の取引履歴を参照して、その通貨を使用した取引が可能か(2重支払い)になっていないかを監視する技術、そのシステム
5.投資対象としては?
個人のマイニングは割に合わない。投資としてはクラウドマイニングで2年程度でペイできるが、通貨自体のボラリティが非常に高くリスクは高い。
6.セキュリティの問題は?
技術的に担保されている。課題も見えているがその対処方法も明確になっている。
7.プライバシーの問題は?
Bitcoinの場合は、取引がオープンのため使用履歴を追うと個人特定が可能。それ以外のzerocoinなどの仮想通貨では取引履歴もクローズなものも存在する。
ざっくり読んでいると、仮想通貨は技術的にかなり完成度が高い。かつコインの数に限りがあるためまさに絶対的な価値を持つ、まさに金と同じ。
しかも現在通貨発行権という非常に強力な権力を握っている中央銀行から権力が大衆へ分散される可能性があるため、政府も無視はできない。
(特に中国では、中国元の信頼がないため、こぞって元をBitcoinに換えている。つまりマネーロンダリング。そのせいでBitcoinの70%の使用が中国に集中しており市場が歪んでいる状態)。
しかしまだまだ事業環境としては整っていないため、どの通貨が主流になるか不明。
・・・一攫千金を狙い多くの人が群がる現代のゴールドラッシュで、多くの参加者が殺到している。自分のPC一つでマイニング(仮想通貨の発掘)できるのもそれに拍車をかけている。
※ただし、巷にでているファイルは怪しいファイルが多いので検索は要注意。
投資ではなく投機だが、早めにあたり通貨を引けばストックオプションのよう数年でかるく100倍以上の価値になる。質のいいグラフィックボードを使っているなら一度トライしてみるのも面白い。電気代がバカにならないがリアルなデジタル通貨採掘が今すぐ始められる。
日本では少し前に取引所のMtGoxが破産し、怪しい雰囲気が漂っているが、
世界的には仮想通貨を使う流れは止められそうにない。
2017は要ウォッチングのテーマの一つ。