sibasenn’s diary

日々の思いや、経験したこと記録

幸福の資本論 橘玲 読書記録

昔から何冊か読んでいる著者、新書があったので健忘録がてらに感想でも

昔のはこちら
sibasenn.hateblo.jp


幸福を達成するにはには3種類の資本があり、その内2種類の資本があれば幸せを安定化できると説く。

幸福になるための資産の種類は

-【 金融資産】お金を産み出す金融資産(株、貯金、不動産など)
- 【社会資本】一般的な仕事と呼ばれるもの、労働力を投入して自己実現が得られるもの、それを遂行する能力。
-【 人的資本】人との繋がり、愛情や友情を得られる関係。家族、友人など


人生のライフステージ、様々な境遇におかれた人を資本の有無で説明している。
これらの全てがなくなる人を貧困と呼ぶ。


そして、これらの資本を「持っている/いない」×3種類に分けて各々の状況を見える化していっている。

著者が他の本でも書くように、現在の日本では耳障りの良い言葉や都合の良いことばかり報道されていて、本当に必要な情報はでて来ないようになっている。

その方がコントロールする側、富裕層には都合が良いから。

この著者の言っている事はある意味「良薬は口に苦し」ってやつ。なかなか普段の生活では気がつかない視点で本を書いているのがgood。

自分にあったプランで各種資本をバランスよく築いていかないと。