久しぶりに本の紹介
世間にはびこる、だめなマニュアルがいかに害悪になっているかを紹介し
安全工学、人の心理を理解した「あるべきマニュアル」がどういう物か説明する本。
具体例を紹介しながら改善前後の姿を体験させ、読者に気づきを与える形式の本
まず、わかりやすいマニュアルを作成するためのノウハウや多くの型を説明し、その後に実際の改善前後のマニュアルを見ることで
・マニュアルの型の大切さ
・内容を理解するスピード
の違いが体験ができる。
著者の言う「だめなマニュアル」は、むしろ無い方が良いとの意見はその通り。
ただしビジネスに活かすなら一点違いが…一本道が人の記憶に残りやすいことを考えると、フローチャートは内容を理解する意味ではありと思う。
内容で意外だったのは検査のマニュアルで、ダブルチェックが意味のない事とは初耳だった。
こういう異分野・先人のの知識が入ってくるから、読書は良い!
ある意味全ての仕事、生活になどで使える知識なので、ベーシックな知識として知っている価値はある。
個人的にはヒットだな~