趣味でも、仕事でも、勉強でも長く続けられる人とそうでない人の差ってなんだろう?
ダイエット中なのについつい、誘惑にかられ食べてしまうのは何故?
興味をもって昔調べていた時にたどり着いあ本の一つがこれ。
まあ、読みにづらい本だが、 この中で出てくる「双極割引関数」の概念はかなり斬新に感じた記憶がある。
- 作者: ジョージ・エインズリー,山形浩生
- 出版社/メーカー: NTT出版
- 発売日: 2006/08/30
- メディア: 単行本
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双曲割引 - Wikipedia
「今日と明日の違いは明日と明後日の違いより大きい」と説明されている。例えば1年後のダイエットの成果より、目の前のケーキの誘惑に負けたり、1年後のローンの負担より今のキャッシングの買い物が嬉しいということである。これを人間やその人の弱さとしてではなく、動物(人間を含む)の基本的性質として捉える。
今になって思うと、この時たまたま読んだ本がきっかけで人の考える仕組みや、意思のコントロールにに興味を持ったのかもしれない。
昔の自分への伝言。
「人間は、脳という主人の奴隷である、意思が弱いということはない。単純に脳が今の誘惑の価値を、将来の目標より高く判断したからその行動をとっただけ。誘惑に負けたくなければ主人「脳」を手懐けるしかない」
「手懐けるには、まず相手を知ること!」
はっきり言って、脳の仕組みを理解している人とそうでない人の間には埋らない溝がある!