sibasenn’s diary

日々の思いや、経験したこと記録

まだまだ、魅力的な本がたくさん

忘れないようにメモ

 

ふとしたところから発見。

 

買い忘れないように。

利己的な遺伝子 <増補新装版>

利己的な遺伝子 <増補新装版>

 

 この著者は、一通り読まないともったいない。

 

 どうしても本屋とか行くと新書ばかりお勧めするから古典の良書が見つかりづらい。

 

その点、アマゾンができてからは世界変わったな~

 

普通に生活していたら触れることの無い本をお勧めしてくれる!

 

これは引きこもり生活始まりそう*1

 

*1:+_+

カウティリア 実利論

最近インド文化にはまり気味、伊達に人口多いわけではない。とくに文化的な側面で人の真理をついた文献がたくさんある。その一つを紹介。

 

 カウティリア 実利論

 古代インドの名宰相カウティリアの作と言われる、アルタの立場 からゆるぎない権力の確保のために王がとるべき行動を記したもの。

 

 いくら知性を持ったとしても動物的な人間の本質は変わらないとすれば、

古代から伝えられる帝王論も現代においても意味を成す。

 

 インド哲学では人生の3大目的は

・ダルマ(法)・・・法則、真理のようなもの、宗教的意味も

・アルタ(実利)・・・名誉、富、権力、およびそれを増大させる

・カーマ(性愛)・・・愛情、有名な「カーマ・スートラ」は性行為の指南書

 

 権力がなければ、人の社会は弱肉強食になってしまう。権力が正しく行使されば弱者も輝くことができる。この文面、心に刺さりました。

 

書籍はこちら。あまり日本では広まってないみたい。若干古め。

実利論 上―古代インドの帝王学 (岩波文庫 青 263-1)

実利論 上―古代インドの帝王学 (岩波文庫 青 263-1)

 
実利論 下―古代インドの帝王学 (岩波文庫 青 263-2)

実利論 下―古代インドの帝王学 (岩波文庫 青 263-2)

 

 

ちなみに政治学で有名なマックス・ウェーバーいわく

これに比べればマキャヴェリ君主論」など「たわいもなもの」と言っている。 

 

 ここに書かれていることは時代背景は異なるが、

 

今、住んで、働いている社会の視点

 

に置き換えて考えてみると面白い。

 

明日打つ手が見えてくる!

黒澤映画すごい

ふと、本棚をぱらぱら見て読み返してたもの 

リーダーシップの旅  見えないものを見る (光文社新書)

リーダーシップの旅 見えないものを見る (光文社新書)

 

 この本のエピローグでは、リーダーシップは生き様と説く。

 その中で紹介されたものが黒澤映画 

 

生きる

生きる

 

 名前は知っているし、名作だといわれる黒澤映画だが、実際見た記憶がない。

これも生まれた時代が異なるからかもしれない。

 

 白黒の映画なので、今時?と思うかもしれないがストーリは普遍的かつ、考えさせられる、心に刺さる。

 

ただし、ある程度社会人経験積んで世の中「特に役所や会社」の不条理

を知ってからでないと楽しめない映画ではある。

 

 

内容を簡単に説明すると。

 まじめに、事なかれ主義で生きてきた主人公の渡辺課長が定年間近でがんの宣告を受けで余命半年と知る。そのとき、この課長が自分の人生を振り返って何も成し遂げていないことに気づく。そしていままでの人生に後悔し、それから短い時間、自分の人生で本当にやりたかった事、人のためになる事業を改めて考えそれを実行に移す。やりたいことを成し遂げた後に主人公は死んでしまうが、その死に際に全く後悔はなく楽しそうであった。この後、次期の課長は何もかわらつ事なかれ主義のままだが、渡辺課長の行った事業成果はきちんと人々を笑顔にしていた。

 

 文字ではなかなか伝わらないが、映像、役者、ストーリーなどすばらしく、ついつい見入ってしまった。

 

 

リーダーシップから寄り道してきてしまったが、共通することがある。 

 

望む、望まないに限らずこの「生死観」を持って生きている人は強い!

 

一度生死の境をさまよった、スティーブジョブス、孫正義

前に紹介した根性論に逃げないの安宅和人。 

sibasenn.hateblo.jp

 

 

全ての前提を取り払って本当に人生でやりたいことは?

この問いに真摯に答えを求めると人は変わる。

 

 

 年に1度でも、静かに一人で本当に何をやりたいかを考える時間を持ち

内省することで真の幸福感を得られるような気がする。

 

いや~久々にいい映画を見たな~

 

あとは、黒澤映画の有名どころは全部見ないと。

また楽しみが増えちまったな、たまらん!

お題スロットでいいのあった。

お題「ブログ名・ハンドル名の由来」

 

 そのまんまですが、もともと司馬遷史記を昔読んだとき色々考えさせられて以来、何かあるごとに読み返している。

 

このシリーズは、誰でも読みやすく手元に置いておいて損はしない。自分はこっち。

史記 (1) (小学館文庫)

史記 (1) (小学館文庫)

 

 人生訓、処世術、男女間のもめごとなど人が農耕を初めて、組織・社会を作っても

本質的には動物のまま、それを理性でどのようにして克服したか、そして失敗したか。

 

もし、読んでなければ人生の節目で一読を。

年代によってとらえ方が変わる本。

 

 まとめ買いもできるみたい。

 

技術開発のマネジメント

Blogをやっていて、いいことは主体的にネタ探しに走るところw

 

こうやって徘徊していると、思わぬところに宝物が隠れている。

 

研究開発マネジメントノート

 

技術系の会社のマネジメントの生々しい姿が書かれている。

 

 昔はこういう技術系のマネジメントって、

おそらくは終身雇用の時代は会社の中で粛々と語り継がれたのではないかと思う。

 

 こういう人って、下記に書いてあるように需要と供給のバランスから言うと

Blog書かなくても何も困らないし、需要≧供給の状態。

 

d.hatena.ne.jp

 

こういう内容がネットにあるの貴重!

 

いや、読んでいろいろ考えさせられる。