sibasenn’s diary

日々の思いや、経験したこと記録

Fintech 12月分

さて今年ももう終わり。1年間続けた結果は? 

 

先月はこちら。

sibasenn.hateblo.jp

 

今月はこちら

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2.THEO

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 安定して右肩上がり。もともと世界的にも伸びているのでそんなもんってところ。

ちなみに、日経平均の伸びが2017年度△16%だからまあまあの成績。

 

 

その他、最近のトピックでWealthnaviが面白い特典を準備してます。

www.wealthnavi.com

入金-出金額が50万以上になると、手数料を0.01%ずつ割り引く制度。

 「長期割」は、WealthNaviで「長期・積立・分散」の資産運用に取り組むお客様を応援するためのプログラムです。資産運用の継続期間と運用金額に応じ、手数料を最大0.90%(年率)まで割り引きます。

とのこと。現状だと年間60万の入金で出金しないとして

 1年目は0.01% (入金計:60万)

 2年目は0.01%+0.01%(入金計:120万)

 3年目0.01%+0.01%(入金計:180万)

 4年目0.02%+0.02%(入金計:240万)

 5年目0.02%~

って感じですね。金額が大きくなるとトータルコストの1%も大きいのでこれはうれしい制度。ほかのロボアド企業も追従してくるかな?

 

 1年やってみて、日本ではWealthnaviが一つ頭抜けてがんばってるな。

 

個人でEFT分散投資したほうがベターだがあとは手間をどう考えるかだな~

Detaxの機能やマメタスとの連携とかロボアドはWealthnavi推しだな。

マメタス おつりでコツコツ資産運用 by WealthNavi

 

 2018年注目しているのはこれ、まだまだメインにはならないけど可能性はかなりある。仮想通貨ってよりはまだまだ投機の世界だが技術視点でみても可能性は高い。

www.sbivc.co.jp

 他の仮想通貨取引所開設するの面倒なので、SBIあたりで始まったらちょっとさわってみるかな。始めたら情報追加します。

 

 

Fintech 11月分

日本株、米国株ともに上昇しているこの頃、ロボアドは?

 

先月分はこちら

sibasenn.hateblo.jp

 

11月の成績

 

 

 

1.Wealthnavi

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2.THEO

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・朝鮮がミサイル発射しようが市場が全く反応示さず、むしろ上昇。

・為替も、株も現在の日本の市場にとっては優位に働いているので安泰。

 

ん~このまま続いてくれればいいな~

 

 

 

 

 

ITビジネスの原理

前回に続き、3冊目

 

ITビジネスの原理

ITビジネスの原理

 

 

ITビジネスの原理を中にいた人の視点から深く掘り下げて説明している。

主には、プラットフォーム屋の視点のビジネスの説明がメイン。

 

まずビジネスの基本

「安く仕入れて高く売る」

この原則はITだろうが、変わらない。

 

ITビジネスのキーワード抜粋

 ・ITビジネスで売るのは、モノではなくユーザーとつながりの情報

 ・インターネットビジネスは場所の制約をなくし、時間制約・コストも激減。

 ・PCはリーンフォワード(前傾姿勢)であり目的をもって使うメディアのため、不要な情報はなるべく削除

 ・モバイルはリーンバック(後傾姿勢)であり、目的なく何となくみるため、情報の垂れ流しを気にしない。

 ・純粋想起の原理「検索→Google」のように、最初に思いつくものが圧倒的優位

 ・収穫逓増(強者がますます強くなる原理が働く)

 ・情報発信のメリットが大きくなり、発信しないでメリットが低減している。

 

これらのビジネスを行う上での留意事項で最も重要と感じたのは・・・

 

コミュニケーションスタイルの差

 ・欧米はローコンテキスト

 ・アジアや日本もハイコンテクストの文化。

※コンテクスト、文脈・背景の共通認識。

 

事例で上がっていたのが

・ローコンテクストで物を売るAmazon

・ハイコンテクストで、物語を売る楽天

 

シンプルに、安く売るための効率を追い求めたAmazon

行き過ぎるとミヒャエル・エンデの「モモ」に書かれているように、

その先にはぎすぎすした社会が待っている可能性が高い。

モモ 時間どろぼうとぬすまれた時間を人間にかえしてくれた女の子のふしぎな物語

モモ 時間どろぼうとぬすまれた時間を人間にかえしてくれた女の子のふしぎな物語

 

 

 

 この著者が、Googleから楽天と日本の会社へ移ったのは、

「物+物語」を一緒に売ることで、

 ・モノを消費するだけでなく

 ・コミュニケーションも消費(楽しむ)

ことで、

 アメリカ的な「無駄なき社会」から人間らしさを取り戻せるはずと信じているためとのこと。

 

 それにしてもこの3冊が、Kindle ultimatで無料ってのはなかなかだな~

  

 

 

 

 

 

 

 

ザ・プラットフォーム

 Kindle ultimate の乱読・多読の続き、

とりあえずこの著者の3冊は読んでおこう。

 

ザ・プラットフォーム:IT企業はなぜ世界を変えるのか?

ザ・プラットフォーム:IT企業はなぜ世界を変えるのか?

 

 

 現在、世界を牛耳るプラットフォーマーである

 

Google」「Apple」「Facebook

 

と日本プラットフォーマーとしての

 

楽天」「リクルート」「iモード

 

の事例をもとに各プラットフォーマーがどのように

プラットフォームをビジネスとしているのか?

その仕組みを事例を交えて具体的に説明している。

 

 内容はほとんどは知っている内容だが

 

  各社の「Sheard Value:共通の価値観」から見たビジネスの進め方の考察

 の視点は面白い。(ここはまさに個人的な見解が入るところ)

 

その価値観(哲学)のところで

Googleをマインドフルネス

AppleをAggressiveなZen

と見立てたあたりなるほどと思う。

 

 

 たしかに、 不要な雑音を極限まで除去して静けさの中に本質を見る「観照」の考え方で設計された「GoogleGlass」

www.youtube.com

 

 

Dead poet Societyの中の「O Me!O Life! 」by walt whitmanのセリフより、

www.youtube.com

「That the powerful play goes on, and you may contribute a verse.」

と熱くさせるApple

 

コレ、映画のイメージあると無茶苦茶響く言葉。

 

 

 また、読んで一番刺激になったのは本読で書いてあった

海外がBtoBや、CtoCが強いのと比較して日本は

 

「BtoBtoCのプットフォーム」

 

が成功しているって視点。

 

 その日本のBtoBtoCモデルで一番に紹介されてたリクルートのプラットフォーム戦略

「人生で数少ないクリティカルな意思決定を支援する」

こりゃ強いわ( ゚Д゚)

 

 

http://www.recruit.jp/ より

www.youtube.com

www.youtube.com

 

 リクルートやばい、よくここまで仕組みを作り上げたな( ゚Д゚)

 

 まだまだ、日本も捨てたもんじゃないし、このビジネスモデル、世界にスケールできるし、今のミレニアム世代に刺さりそう。 

モチベーション革命

Kindle ultimateの無料期間で読みまくるため、多読・乱読中。

 

ゆとり・さとり・ミレニアム世代と呼ばれる方の価値観の説明書、取り扱い説明書。

 

ざっくり言うと、世代ごとに

 

「人をドライブするものの差」を示して、それがなぜか?を深く追求し、それを生かす案を書いてある。

 

世代で大きな差がでるのがモチベーションの源泉

 ・団塊世代のモチベーション: 達成・快楽

 ・ミレニアム世代:良好な人間関係・没頭・意味合い

で優先順位がそもそも異なり、報酬も

 ・団塊世代:身体的・心理的・社会的快楽

 ・ミレニアム世代:頑張る意味が持てるに、好きな人たちとはまること

をもとめるため、そもそもモチベーションが異なる。

 

言い換えると、

・地図を埋めた世代(目指すところが明確でそれに向かって邁進できた世代)と

・すでに地図が出来上がった後に価値を生み出す世代

 (自らの好奇心を突き詰めた中から新しい技術・文化を生む世代)

の差のように感じる。

 

目的も・目標も・やり方・モチベーションも違う現代の若者、に昔のやり方を押し付けるのはうまくいかない。ってのが世代の断絶を引き起こしているってこと。

 

あとは、Googleのプロジェクト「アリストテレス」か「Oxygen」だっけ?

rework.withgoogle.com

日本語はこれ、

www.lifehacker.jp

 

 

 あとは、本の中で「おっ」と思たところピック。

「生きがい」って、日本の秘伝のコンセプトなんだね~

www.weforum.org

この分析は、流石欧米系、わかりやすい。 最近本にもなっているし

The Little Book of Ikigai: The secret Japanese way to live a happy and long life

The Little Book of Ikigai: The secret Japanese way to live a happy and long life

 
Ikigai: The Japanese secret to a long and happy life

Ikigai: The Japanese secret to a long and happy life

 

 

つまり「なぜ自分は生きているのか?」 を明確に理解し、そのために行動している人は強いし幸せ、まさに生きている価値がある。

 

ん~、サクッと読めるし著者が実践しているところがGood。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あと、本文の中にあった、東南アジアの方と話していると、まっすぐキラキラした目で夢を語って、日本で話すとなんで教えてくれなかったと怒られる。

 

この感じ、すごくよくわかる。motivateするものが違うんですね~同じく、日本見捨てそうだった。あぶないあぶない。