sibasenn’s diary

日々の思いや、経験したこと記録

【読書記録】マネジメントへの挑戦 一倉定

教科書通りのマネジメント、理想と現実のギャップを感じている人への一読すべき本。

 

 実際に体験してきたからこその説得力、この本が50年前に書かれているにも関わらず書いてある内容は決して古くはない。 

マネジメントへの挑戦 復刻版

マネジメントへの挑戦 復刻版

 

 この本がドラッカーを知らずに、書かれていることに驚き。

人をまとめる事は結局同じ境地にたどり着くということか・・・

 

真に強い企業、組織を作るためにどうするか?の視点で見ると学びがある。

(時代は変わり手段は変われど、人が人を統率するという構図は今のところ変わってない、いつか、AIに統率される時代が来るかもしれないが・・・)

 

 やはり本人が第一線で活躍し泥臭い1次情報から生み出された、経験ベースの知恵は説得力が違う、問題はその処方箋がその環境にしか適用できないこと。

 

 こういう血肉の通った文章を理解するには、読者側にも同じ1次情報を体験したことがあるかが重要で、その前提条件があれば確かに!とうなずくこと多数、思考の整理にもってこい。

 

 そうでない場合、残念ながら腹落ちしない本だろう。

 

マネジメントの本質を理解し、組織で大きな物事を成し遂げるには、統率することの重要性は変わらない。

 

 日本はこういう個別の突出した事例は素晴らしいが、これを一般化・集合知の段階まで落として誰にでもわかるようにするのが苦手。

 

 こういうのは、やはり英語圏であるアメリカのように明確に定義しないと人をまとめられない所が強いな。

 

 学ぶにはGoogleのRe:workがおすすめ

(いつの間にか日本語化されてました)

rework.withgoogle.com

 

マネジメントスキルは、家庭でも会社でも地域社会でも、人と人が集まるところには必要なスキルの一つ。

 

正しいマネジメント理解して、強いチーム、組織を作りましょう!